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母乳バンクとは?ドナーとして寄付するにはどうしたら良いのか

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画像引用:日本母乳バンク協会

母乳バンクとは?

母乳バンクとは、母乳が余っている人から寄付された母乳を保存しておいて、母乳の出ないお母さんの子供に与える枠組みのこと。

昔は母乳の出るお母さんの元へ「もらい乳」していたけれど、最近は少子化の影響もあって(関係性の希薄化も影響?)もらい乳の習慣も減少してしまいました。

そこで、一手に母乳の寄付を受け付け、殺菌処理などをして保管し必要な子供たちへ母乳を届ける母乳バンクという枠組みが作られました。

海外では母乳が出ないお母さんの子供でも100%母乳が行き渡る仕組みが構築されている国もあるそうですが、日本ではまだ1割程度。これから母乳バンクの仕組みを大きくしていこうという取り組みが行われているようです。

母乳バンクのドナーになるには?

私も母乳がたくさん出るタイプで、子供が飲み切れない母乳は絞って捨てていました。

あの当時に母乳バンクのことを知っていたらドナーになって余剰分は寄付できたのになーと悔やまれます。

ちなみに、母乳バンクのドナーになるには日本母乳バンク協会が指定する施設(病院・小児科・医療センター)に出向いて検診と登録をする必要があります。

ドナーになるにも条件があるので、日本母乳バンク協会の公式ページで詳細をご確認ください。

日本母乳バンク協会の公式ページ

不便な登録方法が制度の広がらない理由だと思ってましたが、安全な母乳を得るためには必要なことだと思うようになりました。あとはもっとたくさんの医療機関で母乳ドナーの登録ができるようになれば良いのですけどね。

母乳の寄付の仕方

検診で問題がなければ、搾乳機を自宅へ持ち帰り、余剰分を搾乳して冷凍保存します。

冷凍保存した母乳を適宜、クール便母乳バンクへ送付することで母乳の寄付ができます。

母乳バンクの登録までは手間がかかりますが、検診を終えると自宅で搾乳して冷凍、発送だけなのでそれほど大きな手間にもならなそうです。冷凍庫のスペースが問題になるかもですが…(-_-;)

ピジョンも参画!

この母乳バンク制度の拡大化に向けて、ピジョンも参画しているそうです。

それまで母乳バンクは全国に1ヶ所しかなく年間80人の赤ちゃんの母乳しか扱えませんでしたが、ピジョンの社屋のスペースを活用(2020年春より)して2ヶ所目の母乳バンクとすることで年間200人の赤ちゃんの母乳を扱えるようになる見込みとのこと。

さすがピジョン!素敵ですね^^

こうした取り組みがさらに広がっていくことを願うばかりです。